漢方薬とにきび治療
◆漢方薬とにきび治療◆
にきびといえども、漢方医学的には血(ケツ)に問題があるのか、水(スイ)に問題があるのか、「熱証」か、「燥証」かなど、漢方医学的に診断を下して処方を決めていきます。大人のにきびでも子供のにきびでも年齢や体型、便通の状態からみて、にきび治療に一応選べそうな処方をあげてみますと、加味逍遥散、荊芥連翹湯、桂枝茯苓丸、桂枝茯苓丸加ヨク苡仁、十味敗毒湯、清上防風湯、当帰芍薬散(アイウエオ順)などといったところです。各処方にはそれぞれ特徴があり、どの処方が合うかは漢方医学的診断で決めていくのがよいのですが、ご自身で選薬して試みに飲んでみるのなら、よい方向に向かうかどうか、よく自己観察していくことが必要です。服用してたとえにきびが改善されたとしても、便秘や下痢になったり、体がだるくなったり、胃の調子が悪くなったりするなど、よくないことが出てくるようなら合っていない処方です。
またにきびが直ぐに良くならなくても、何となく気分や体調がよくなるようでしたら、合っている処方といえます。その都度の状態に応じてこまめに処方を変えていく必要がある場合もあり、比較的長期間、同じ処方を服用していてもよい場合もあります。さらに2つの処方を合わせて(合方して)よいこともあります。しかし、長くて1か月服用して効果のない処方は無効と思った方がいいでしょう。漢方薬を使ったにきび治療は即効性だけではなく、体調とも相談しながらにきび治療と取り組んでください。
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